サーバ/インフラエンジニア養成読本 DevOps編 [Infrastructure as Code を実践するノウハウが満載! ]

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特集1 最速攻略! Ansible 2によるサーバ構築

自分はこれまでChefを使っていて、そろそろAnsibleに変えようかなーとか思ってたところでした。

ネットとかの情報だと新旧いろいろあって、どこから手をつけるべきなのか、 どの方法がいいのか分からないことが多く、なかなか手をつけずにいました。

本書は一からまとめてあって、ベストプラクティスまで記載されていて、 これから始めるには非常にわかりやすい内容でした。

ただ、最近Docker使うことが増えてきて、こういうプロビジョニングツールとかって、 結構面倒くさく感じるようになってきてます。

冪等性考えたり、適用している時間とか。

冪等性とか考えるより、Immutableに構成することを考えて、 変更とかあったら再適用ではなく、新しいのを立ち上げるという発想のほうがいいような気がしています。

DockerHubであれば、勝手にビルドしてくれるし。

ということでこれからどれだけAnsible使うかはちょっとわからないです。

特集2 CircleCIによる継続的インテグレーション入門

インフラのCIって以前から非常に興味がありました。

ただ、インフラエンジニアからすると、CIツールってなかなか使い慣れていなくて、 ネットとかの情報だと、ある程度分かっていることが前提のようで、 自分にとってはは説明が少なく、やってみたけど途中で挫折みたいなことが多かったんです。

TerraformとかServerspecとかそれぞれは使ってても、 どうやってつなげるか分からなかったですが、 この本の内容でやってみて、たいぶ理解が進みました。

まだ分からないことが多いですが、これから始めるには十分な内容でした。

ただ、特集1がAnsibleだったので、こっちもAnsibleの方がよかったような気が・・・

特集3 Dockerによる仮想環境構築とKubernetesによるDockerクラスタ管理

以前、Openshiftを触っていたので、Kubernetesについては、多少知識があったんですが、 やっぱり難しいです・・・ Kubernetes。

この通りやればちゃんと動いたけど、理解できたかというと微妙・・・

なので、このあと何やればいいか、みたいのがあればよかったなと思いました。

情報も少ないので。

パブリッククラウド前提で考えると、Docker Cloudとか使えば、 内部の動作とかあまり難しいこと考えなくてもいいような気がするので、 Kubernetesって今後勉強してもどうなのかな?という気はしています。

まとめ

自分も含め、インフラエンジニアってこういう内容って、興味はあるけど、 どこから始めれば?という人は多いと思います。

そういう人にとって、とっかかりとしては非常にわかりやすいと思います。 説明もはしょりすぎず、挫折することなく読み終えれました。